青森の企業に大連からIT研修生

東北の地域振興は,まず組み込みと人材確保から。

 ソフト開発の青森電子計算センター(青森市、小田桐健藏代表取締役会長)が、中国大連市からIT(情報技術)関係の研修生を受け入れる事業を検討している。優秀な人材の養成・確保につなげるほか、将来的な中国でのビジネス展開の足掛かりにしたい考え。早ければ、二〇〇八年度早々にもスタートさせる方針だ。

 研修生事業は、大連理工大学などの在校生や卒業生を対象にする。県内で不足している「組み込みソフト」や「アニメーション製作」などの技術習得者ら、数人程度から受け入れを始める予定。