パナソニックモバイルとNTTデータ、携帯電話向け組込みソフト分野で協業

NTT データの存在感が増している。

NTTデータにおける組込みソフトの売上高は約100億円となっており、2年後をめどに、300億円規模にまで拡大していく考えだ。

また、パナソニックモバイルコミュニケーションズ取締役副社長兼パナソニックMSE代表取締役社長の和田良一氏は、「携帯電話の高度化/多様化によって、端末メーカーに求められる価値が変化してきている。従来は、パフォーマンスが重視され、プラットフォームやLSIが、携帯電話の性能を左右していたが、現在では、アプリケーションやサービスが重視され、それに向けた開発リソースの再配分が求められている。NTTデータグループの開発力、ノウハウを活用することで、ソフトウェア開発構造の変化に対応した体制にしていくことができる」とした。